助動詞(can, may, must) の用法!
助動詞とは、動詞の原形の前につけて、その動詞に意味をつけくわえる語です。
- 助動詞+動詞の原形
- 主語が3人称・単数・現在でも、動詞に -e, -es をつけない
- 疑問文・否定文の場合は、be動詞と同じで、主語の前にきたり、助動詞の次に not をつけます。
can の用法
「〜できる」という意味で、能力をあらわします。
疑問文では、主語の前にきて「〜できますか」という意味をあらわします。
否定文では、can のすぐ後に not がきて、「〜できません」の意味になります。
例:
I can play tennis. (私はテニスができます。) (肯定文)
I cannot play teniss. (私はテニスができません。) (否定文)
Can you play tennis? (あなたはテニスができますか) (疑問文)
may の用法
「〜してもよい」という許可や「〜かもしれない」と推量をあらわします。
肯定文、否定文、疑問文の作り方は can の場合をまったく同じです。
例:
He may kiss Lisa. (彼はリサにキスするかもしれない。) (肯定文)
You may not eat the cake. (ケーキを食べてはいけません。) (否定文)
May I drive your car? {あなたの車を運転してもいいですか。) (疑問文)
must の用法
「〜しなければならない( 義務) や「〜にちがいない」(強い推量)を表します。
例:
He must study English. (彼は英語を勉強しなければならない) (肯定文)
You must not punch the boy. (あなたは、その少年を叩いてはいけない) (否定文)
Must I hurry? (私は急がなければなりませんか。) (疑問文)
動詞の進行形!
動詞の進行形には、現在進行形と、過去進行形(〜していた)があります。
現在進行形のかたちは、am (is) + -ing(〜している)です。
例:
Tom is hitting the wall. (トムは壁を叩き続けています。)
過去進行形のかたちは、was (were) +-ing (〜していた)です。
例:She was drinking the water. (彼女は水を飲んでいました。)
往来・発着をあらわす動詞(go, come, start, arrive) の進行形は、近い未来(〜するだろう)をあらわすことがあります。
例:
Lisa is going to Japan tomorrow. (リサは明日東京に行きます。)
進行形の疑問文と否定文
進行形の疑問文と否定文は、普通のbe動詞の疑問文と否定文の作り方と同じです。
例:
David is eating his lunch. (ディビッドはランチを食べています。) [肯定文]
Is David eating his lunch? (ディビッドはランチを食べていますか。) [疑問文]
David is not eatign his lunch. ディビッドはランチを食べていません。)[否定文]
-ing (現在分詞)の作り方
- e をとって -ing をつける 例:wtrite (書く)→ writing (書いている)
- 子音字を重ねて -ing をつける 例:sit (すわる)→ sitting (すわっている)
- ie をy にかえて -ing をつける 例:die (死ぬ)→ dying (死んでいる)
動詞の活用!
規則動詞の活用
たいていの動詞は、動詞の原形 + -d, -ed をつけて、過去形をつくります。規則動詞の場合、-d, -ed のつけかたは次のようになります。
一般の語尾に -ed をつける
例: walk (歩く)→ walked (歩いた)
-e で終わる語尾に - d だけをつける
例: use (使う)→ used (使った)
子音字 + y は y を i かえて - ed をつける
例: study (勉強する)→ studied (勉強した)
短母音 + 子音字 は、子音字をかさねて - ed をつける
例:beg (頼む)→ begged (頼んだ)
- d と- ed の発音
[ id ] と発音する・・[ t ], [d] で終わる動詞
例: wait [weit] → waited [weitid]
[ t ] と発音する・・[ t ] 以外の無声音で終わる動詞
例: like [laik] → liked [laikt]
[ d ] と発音する・・[ d ] 以外の有声音で終わる動詞
例: play [plei] → played [preid]
不規則動詞の場合
例;come (来る)→ came(来た)、cut (切る)→ cut (切った)
疑問文のいろいろ!
○ 疑問文の主語と一般動詞・be動詞・助動詞の順序
1. 一般動詞の疑問文・・do (does, did) + 主語 +動詞の原形 〜?
例:What do you eat for dinner? (夕食に何を食べますか。)
2. be動詞の疑問文・・be動詞+主語〜?
例:Are you Tom? (あなたはトムですか。)
3. 助動詞の疑問文・・助動詞+主語+動詞の原形〜?
例:Can you kick tha ball? (あなたはそのボールを蹴れますか。)
○ 疑問詞の種類
Who・・誰
例:Who is the woman? (あの女性は誰ですか。)
What・・何
例:What do you like?(あなたは何が好きですか。)
When・・いつ
例:When did you get it?(いつそれを得ましたか。)
Why・・なぜ
例:Why did you do it?(なぜそれをしましたか。)
Which・・どれ
例:Which cake do you like?(どのケーキが好きですか。)
How・・どのように
例:How did you do it?(どのようにそれをしましたか。)
通常これらの疑問詞は文頭につきます。
未来形!
be going to +動詞の原形
近い未来や未来についての意思をあらわしす。
「〜しそうだ」「〜するつもりだ」
例:
It is going to rain. (雨が降りそうです。)
I am going to eat this cake. (私はこのケーキを食べるつもりです。)
Will + 動詞の原形、 Shall + 動詞の原形 (未来の助動詞)
「〜するでしょう」「〜するつもりです」
例:
I will kick your ass. (お前のケツを蹴飛ばしてやる)
I shall be there. (私はそこに行くでしょう)
Will you 〜? (依頼)
「〜してくれますか」
例:
Will you open the window? (窓を開けてくれませんか)
過去形!
過去をあらわす場合は、動詞の過去形を用います。過去形をあらわす場合は、規則的に動詞の原型に -(e)d, をつけるのと、不規則に変化する動詞とかあります。
be動詞と一般動詞の過去形をあらわすと次のようになります。
be動詞:
am (〜です)→ was (〜でした)
is (〜です) → was (〜でした)
are (〜です) → were (〜でした)
一般動詞:
規則的なもの: live (住む) → lived (住んだ)
不規則的なもの:swim (泳ぐ) → swam (泳いだ)
例:
I lived in Shinjuku. (私は新宿に住んでました。)
I swam in the river. (私はその川で泳ぎました。)
過去の否定文
be動詞の場合:
主語+was (were) +not 〜.
例:
I was not sick. (私は病気ではありませんでした。)
一般動詞の場合:
主語+did not +動詞の原形 〜.
例:
I did not eat the banana. (私はバナナを食べていません。)
過去の疑問文
be動詞の場合:
Was(Were) + 主語 〜?
例:
Was he Tom? (彼はトムでしたか。)
一般動詞の場合:
Did +主語 +動詞の原形 〜 ?
例:
Did you eat the cake? (ケーキを食べましたか。)
現在形の文!
現在をあらわす動詞の場合、主語が3人称・単数・現在のとき、一般動詞の語尾に -s, -- es をつけます。
なお、動詞がhaveの場合は has になります。
例:
He lives in tokyo. (live →lives, 彼は東京に住んでいます。)
He has some money in his pocket. (have → has, 彼はいくらかのお金をポケットに入れてます。)